2013年11月13日水曜日

引越し屋さんのエアコン工事の内容にご注意下さい!

日増しに寒さが厳しくなってきた今日この頃・・・・
これから12月にかけてのお引越しのご予定をされているお客様が多いです。
お電話でのお問合せやメールのお問い合わせも多いです。
最近立て続けにご相談を受けた内容についてお話します。

引越し屋さんにエアコンの移設を頼んだのだけれどスリーブを入れてないので、工事のやり直しを頼みたいのだけれど・・・・・

一番多いのがこれ!

皆さんは引越し屋さんにエアコンの移設を依頼されるときに工事内容を聞かれていますか?
引越し屋さんの「標準工事」には配管の新設やプラ台の新設は入っていないんです。

例えば
エアコン取外し運搬費   8,400円
エアコン取り付け     15,750円

で移設を頼んだとしましょう。

エアコン取り付け時には古い配管を再使用するか、長さが足りなければ交換になるはずです。
2,625円/mとして、1F→地上置きで使用するのは約4m、ここで10,500円の追加、配管カバー設置7,350円が追加、プラ台1セット1,050円となります。そして穴あけ代が別途料金になる事もあります。(業者様によって金額は違います。)

(スリーブは持っていない工事屋さんが多いですし、追加料金の項目にも載っていません。
穴あけの際のコーキング処理は雨水の浸入を防ぎ、家を守る役割がありますが、コーキング剤も持ち歩いていない工事屋さんも残念ながら少なくないのが現状です。)

15,750円+10,500円+7,350円+1,050円=34,650円(穴あけ工事別途)と、凄い額を支払う事になってしまいます。
引越し業者さんに限らず、工事をお願いする場合、「標準工事」含まれる内容をしっかりと把握した上で、どたんばで「こんなはずじゃなかった!」「そんな事聞いてない!」なんて事の無いようお気を付けくださいね。

エアコン工事で苦い経験をされた方も大勢いらっしゃいます。
「筋交いを切られた」「柱に穴を空けられた」「家のリフォームのときにエアコンを取り外したら、壁が腐ってた」なんて話しもお聞きしました。

何千万円もの借金をして建てたお家が、エアコン工事で台無しになる事があります。
たかがスリーブ、たかがコーキング、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、お家の大敵は
「湿気」です!
そして現代の建築物は「気密」を重視した建物が多くなって来ております。
穴あけの処理はしっかりとしておかないと、後で後悔しても遅いです!

そしてエアコン工事を「引越屋さん」「量販店さん」とバラバラに頼むのもよくありません。
工事人それぞれ部材、例えば配管カバーなど使用するメーカーが違います。
統一感がなくなります。
先に工事をしたエアコンの室外機を手前に置かれ、奥に置きたい室外機の搬入が大変になる事もあります。
エアコン工事はこうした理由から移設のエアコンも含め、一社に依頼されるのがベストです。

これからお引越のお客様、参考にして下さいね!

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